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GYC通信Vol.2発行

当クリニックの院内報「GYC通信Vol.2」を発行しました。今回は「血管について知ろう!~血管は一生のパートナー~」です。


第二回銀座ヘルスヘアトーク 開催

7月21日(土)に、日本調剤銀座泰明薬局健康チェックステーションにて、第二回銀座ヘルスヘアトークを日本調剤銀座泰明薬局と共同開催致しました。


最高気温35度近くとなる猛暑の中、約30名と多くの方々にご参加いただきました。

第二回目の今回は、当院の佐藤臨床検査技師より「血管について知ろう!~血管は一生のパートナー~」、日本調剤銀座泰明薬局の浅見管理栄養士より「熱中症とその対応」の2テーマについてお話頂きました。

「人は血管とともに老いる」

人の血管は全長10万kmとなる大きな臓器ですが、病気になっても自覚症状がないため、検査を行わないと現在の状態は知ることができません。「人は血管とともに老いる」という言葉があるように、血管は一生のパートナーです。しかし、生活習慣病、ストレスや加齢により知らぬ間に動脈硬化が進んでしまうと、気付いたときには手遅れで、脳梗塞や心筋梗塞など突然死を招きます。


全身の血管病変を映す頸動脈

その予防のために佐藤臨床検査技師がオススメするのは、「頸動脈エコー検査」です。全身の血管の病変を反映しているため頸動脈を検査することで、脳梗塞や心筋梗塞のリスク評価ができるのです。


頸動脈エコー検査では、プラーク(脂の塊)や、頚動脈内の膜の厚さ(IMT)を調べています。

下のグラフでは、アメリカの研究ですが、IMTが厚くなることで脳卒中や心血管疾患を起こすリスクが高まることを示しています。


ウォーキングの偉大な効果とは

血管を健康に保つためには、「運動・食事・睡眠」の3本柱が重要となります。その中の一つの運動では、ウォーキングがオススメです。ウォーキングを定期的(少なくとも週に3~5日、20~60分行い、計150分以上/週)に行うと、行っていない人より動脈硬化の進行度合いが1/3に抑制できるという研究結果があります。


動脈硬化予防の3つの切り札

ウォーキングに効果があるとわかっていても、忙しい日々の中でまとめて運動の時間をとるのは大変という方に佐藤臨床検査技師より、オススメの運動を紹介します。


どれも気づいたときにすぐできるので、こまめに行い普段から血流UP、消費エネルギーUPを目指すことが大切です。


 

まとめ

動脈硬化は恐いとわかっていても、状態を知らない限りは改善のしようがありません。まずは検査を受けて現在の自分の体を知ることが重要です。そして生活習慣病など動脈硬化のリスク因子がある方は、「運動・食事・睡眠」を見直し、一生のパートナーである血管を健康に保つことに努めましょう。


 

臨床検査技師コラム

微妙なバランスが健康に左右する!

ミネラル&有害金属とは


 私たちのからだは60種類以上の元素で成り立っており、酸素、炭素、水素、窒素で全体の96%を占めています。残りの4%に、ミネラルがあります。たった4%ですが、この量が多すぎても少なすぎても、健康を維持することが出来なくなるのです!又、ミネラルの他に、普段の生活で何気なく使用している物から、有害金属をからだに溜めていることがあります。例えば、アルミ缶やアルミ鍋に含まれるアルミニウムは、からだに溜まりすぎると、痴呆になりやすいといわれています。


これらのリスクを約3分で把握できる機械が、OligoScan(オリゴスキャン)です。

西ヨーロッパにあるルクセンブルクで開発されたもので、「簡単」「短時間」「非侵襲」に検査ができます。


【OligoScanの特徴】

・検査の前準備は、手を良く洗い乾かすだけ

・左手の4箇所に光を当てて測定

・ミネラル20項目、有害金属14項目が分かる


微妙なバランスが必要なミネラルと、知らぬ間にからだに溜まる有害金属の量を知ることで、今後の生活習慣を変えるきっかけにしてみては如何でしょうか。結果に基づく、栄養指導も行っております。



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