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​禁煙外来の概要

当院の禁煙外来は、12週間で5回の診察を受けていただきます。
初回診察時に、健康保険等で治療が可能かどうか、喫煙状況などをお聞きします。

​禁煙外来の3つの特徴
  • 呼気中の有毒物質(一酸化炭素濃度)の測定

  • 禁煙補助剤の処方

  • ​禁煙状況に応じたアドバイス

​禁煙治療の流れ

(参考資料)日本循環器学会、日本肺癌学会、日本癌学会、日本呼吸器学会:禁煙治療のための標準手順書 第5版:2012

​保険適用条件

禁煙治療に健康保険等を適用するためには、下記の条件を満たしていることが必要です。

1.健康保険等が適用される「禁煙治療をうけるための用件」

​1.ニコチン依存症を診断するテストで5点以上。

​2.『1日の平均喫煙本数』×『これまでの喫煙年数』=200以上

​例)10本

​例)20年

​×

​200

=

​3.1ヶ月以内に禁煙を始めたいと思っている。

​4.禁煙治療を受けることに文章で同意している(問診票に記載する)

出展:厚生労働省保険局医療課長通知 診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について
-保医発0305第1号(平成24年3月5日) より改変

​2.前回の禁煙治療初診日から1年経過している

過去に禁煙治療を健康保険等で受けたことがある場合、前回の治療の初回診察日から1年以内は保険適用となりません。

​3.健康保険等で禁煙治療が受けられる医療機関での受診

​当クリニックで受診可能です。

​呼気中一酸化炭素濃度測定器

一酸化炭素(CO)は無色・無味・無臭の有毒ガスです。

喫煙者では呼気中のCO濃度が高くなることが知られています。
当院では20秒程度の検査でCO濃度が測定できます。

​呼気中CO濃度のレベル

  •  0~ 6ppm:非喫煙者

  •  7~10ppm:要注意範囲(低頻度の喫煙の可能性あり)

  • 11~15ppm:喫煙者

  • 16~25ppm:頻繁にたばこを吸う喫煙者

  • 26~35ppm:常習的な喫煙者

  • 36~50ppm:きわめて常習的な喫煙者

  • 51ppm以上:危険なほど常習的な喫煙者

測定器
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