ヴェッセルパワー1箱 5,900円(税込)
VESSEL POWER開発秘話
血管をきれいに保つ方法
心臓発作や脳卒中の主因の一つであるアテローム性動脈硬化症(atherosclerosis)は、プラークの蓄積を原因とする動脈壁の硬化です。通常、動脈はゴム管のように非常に柔軟なものですが、プラークによって血流が詰まるほど固くなります。さらにプラークは血栓の形成を引き起こします。血栓とは、損傷を受けた血管部位に血小板が集まると生じる肥厚した血液の凝集です。
血栓の一部がはがれると、それがやがて血管に流れるものの、血管が細すぎて通過できません。その結果、血流がその部位で止まり、隣接器官や組織が機能を停止することがあります。血栓が大きいほど、血管が大きく重要なほど詰まってしまいます。心臓の血管が詰まると心臓発作(または心筋梗塞)を引き起こします。また、脳で血栓が生じると脳卒中の原因となります。肺の場合は肺塞栓を引き起こします。さらに、このような症状で死に至ることもあります。
善玉脂肪の重要性
過度の血小板凝集はアテローム性動脈硬化のプロセスの一部であり、心臓疾患や脳卒中の独立危険因子です。血小板が凝集すると、プラークまたは血栓の形成を促す強力な化合物を放出します。
血小板の粘性は、主に食事の脂肪タイプや抗酸化物質の摂取量によって左右されます。飽和脂肪とコレステロールが血小板凝集を高める一方で、オメガ3脂肪酸および一価不飽和脂肪には逆の効果があります。血小板凝集の減少にとりわけ有効なのが、フィッシュオイルに含まれる長鎖オメガ3脂肪酸EPA (エイコサペンタエン酸)およびDHA (ドコサヘキサエン酸)です。実際に、高レベルのEPAとDHAを食事に取り入れることで、脳卒中や心臓発作のリスクを50%低下させるという、血小板凝集に対するフィッシュオイルの有益な効果が、主な理由の一つです。
健康維持に、EPAとDHA複合で1日用量の1000 mgを摂取できるフィッシュオイルのサプリメントをお試しください。既に心血管疾患がある方、または高いCRP(C反応性)や高トリグリセリド値の方への推奨用量は1日3000 mgです。
その他の有益なサプリメント
オメガ3脂肪酸以外にも、血小板凝集に作用する多数のサプリメントがあります。最も注目すべき成分は、抗酸化栄養素、フラボノイドやその他のポリフェノール、ナットウキナーゼなどの酵素、ニンニク、ビタミンB6です。
食事の重要性
過剰な血小板凝集予防に最も一般的な方法は、低用量のアスピリン(1日80〜325 mg)服用です。この治療法による初回心臓発作の予防効果は実証済みとはいえ、食生活の変化ほど効果的ではありません。食習慣の改善が、アスピリンよりも心臓発作の再発予防に効果があるだけでなく、動脈血栓の進行を食い止めることもできることが複数の研究でわかっています。
心臓疾患予防のための食事に関する研究では、オメガ3脂肪酸の植物源や魚介類が共に豊富な地中海式ダイエットが最も優秀だという結果が出ています。
ビタミンB6
特に重要といえます。ある研究で24人の健康な男性を対象に、血小板凝集に対するビタミンB6サプリメントの効果およびコレステロール値を測定しました。被験者らは体重1 kgにつき5 mgのビタミンB6またはプラセボを毎日4週間に渡って摂取しました。その結果、プラセボと比べてビタミンB6が血小板凝集を41〜48%抑制しました。また、ビタミンB6は4週間後に総コレステロール値を大幅に下げることが示されました。
アリイン含有用に標準化されたニンニク製剤も血小板凝集を抑制します。ある研究では、血小板凝集が増加した120人の患者が、1日900 mgの乾燥ニンニク製剤またはプラセボを摂取しました。ニンニク群では、自発的な血小板凝集が4週間後完全に消え、その他の測定でも改善が見られました。
フィブリン及び
ナットウキナーゼ
血小板は、フィブリノゲン(fibrinogen)と呼ばれる小粒子で構成される繊維状のタンパク質「フィブリン」によってプラークにとどまります。
上昇したフィブリノゲンの血中濃度は、心血管系の重要な死因です。実際に、心血管系死亡とフィブリノゲン値には、コレステロール値より密接な関連性があります。
フィブリン分解を助ける自然療法には、地中海式ダイエット、運動、オメガ3脂肪酸、ナイアシン、ニンニク、ナットウキナーゼなどがあります。
現代人の生活環境は様々な有害物質に汚染されています
現代人の生活環境は様々な有害物質・有害重金属・有害ミネラルに汚染されています。
健康な人体には解毒機能が備わっていますが、生活習慣の乱れや加齢に伴う変化により、有害物質を排泄する能力は低下してしまいます。結果として様々な疾患・症状を引き起こす原因となります。
特に、健康を維持する上で極めて重要なことの1つが、肝臓や腸管・血管の機能を正常に保つことです。
様々なビタミンやミネラルのおかげで、肝臓は解毒機能を正常に保ちます。しかし、これらの栄養素が不足していれば、正常な肝臓の機能を維持できないために解毒機能も十分に働きません。
例えば便秘。肝臓で解毒された成分は胆汁によって腸管へ運ばれますが、慢性の便秘症があると、解毒された成分が再び肝臓へ戻されてしまうことになります。
このため便秘を防ぐことは、解毒機能の維持のためにも極めて重要なことになります。
キレーション治療ではキレーション治療・療法を中心にして、肝臓や腸管の機能をサポートすることを第一に行います。
キレーション治療・キレーション療法とは?
有害金属は、健康な人体ではメタロチオネインと呼ばれるタンパク質に包まれて肝臓から排泄されます。
しかし、なんらかの理由でこうしたタンパク質が十分に作れない場合や、被爆した有害金属量が多い場合には、有害金属が体内に蓄積します。こうした有害金属を腎臓から排泄するために開発された治療が「キレート剤」という物を使ったキレーション治療(キレーション療法)です。
人間の体はこのような有害な金属を排出できるようになっています。肝臓がその役割をになっています。
しかし、前述のように肝臓が弱ってしまっていると、適切に代謝され排出されなくなり体の中に蓄積されてしまい、体調不良を引き起こす可能性があります。特に皮膚や神経に影響が出る方が多く、不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれるような原因不明の苦しみを抱えている方も少なくありません。
例えば、アルミニウムはアルツハイマー病の原因になるといわれ、喫煙者ではカドミウムが蓄積しやすいとされています。海産物摂取の多い日本人ては、毛髪分析で必ず水銀値が高濃度で検出されます。
現代人と1500年前のペルー人の骨に含まれる鉛の量を比較したところ、現代人はペルー人の500倍の濃度の鉛が含まれていることが報告されています。このように有害金属が体内に蓄積してくると、皮膚の疾患や神経障害、ホルモン分泌異常などがおきやすくなります。
治療で見込める効果・症状の改善
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細胞が老化する原因の大きな1つが「酸化」です。酸化の原因となる物の1つが有害重金属です。余分な有害思金属は細胞の老化を加速させます。キレーション治療によって過剰な有害重金属を排泄することができるので、細胞の老化を防ぐ効果が期待できます。
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血管が健康になることにより血液がドロドロではなくサラサラになります。結果として血栓ができづらく、動脈硬化、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを減らすことができます
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余分なカルシウム(有害ミネラル)を排出することができるので血管が柔らかくなります
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有害な金属を排泄することにより、その金属が原因となっていた症状を改善できます。鉛、アルミニウム、ヒ素、水銀、スズなどに汚染されると神経障害や記憶力の減退、さらには老人性痴呆にかかりやすくなると言われています。それを防ぐことができます。
キレーション治療の基本的な流れ
01
キレーション治療ではEDTA(Ethylenediaminetetraaceticacid)という合成のアミノ酸を点滴します。
もちろん安全な物です。
02
はじめの期間、週1~2回ずつ、合計20~30回の点滴をうけて頂きます。点滴は90分かけて行われます。点滴時間を短くすることはできません。これは必要以上に腎臓に負担をかけないために米国の学会で決められた点滴の方法です。
03
約300mlのキレーション点滴には、EDTAの他にビタミンおよびマグネシウムなどのミネラルも含まれます。
その後は症状にもよりますが月に1~2回の維持療法になります。これは動脈硬化予防のために必要です。
より効果を高めるために
栄養補助食品として、マルチビタミン・ミネラルの補給は、キレーション治療では欠かせないものです。なぜなら、キレーション治療で体外に排泄された必須ミネラルの補充のために必要だからです。
適切な食事内容と運動プログラムはキレーション治療の効果を高める上でとても大切です。
また、水分を十分補給することが必要です。キレーションの点滴に含まれるEDTAは24時間かけて体内から腎臓を経由して排泄されます。そのため、水分摂取が少ないと重金属が充分に排泄されません。